過去の負い目から子供の就職後も金銭的援助を続けた60代女性の事例 |福島の債務整理・借金問題の弁護士相談【福島いなほ法律事務所】

過去の負い目から子供の就職後も金銭的援助を続けた60代女性の事例

  • 性別:女性
  • 年代:60代
  • 職業:パート
  • 債務額:約480万円
  • 手取り月収:約5万円(家族全体 -万円)
相談の内容

依頼者は、過去に、自分の不注意から子供を死の危険にさらしたことがありました。奇跡的に助かりましたが、そのことがずっと負い目になっていました。そのため、子供が就職し、収入を得るようになった後も、自分の生活費が足りないにもかかわらず、子供から求められるままに援助を続けてきました。また、夫が病気で退職した後、職を転々とし収入が減ったため、生活費を借入に頼るようになりました。
その後、自宅を売却して、売却代金を生活費と借金返済に充ててきましたが、売却代金も残りわずかとなり、このままではいけないと、当事務所に相談にいらっしゃいました。

結果

自己破産の申立てを行いました。子供への援助が借金の主原因であったことから、予納金10万円の簡易管財事件となりました。
無事免責許可決定も得られ、借金は全額免除されました(受任から申立てまで約3か月、申立てから約4か月後に免責許可決定。)。

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