フランチャイズ契約の中途解約で多額の違約金債務を負担し、後に労災事故でうつ病を発症した会社員男性の事例 |福島の債務整理・借金問題の弁護士相談【福島いなほ法律事務所】

フランチャイズ契約の中途解約で多額の違約金債務を負担し、後に労災事故でうつ病を発症した会社員男性の事例

  • 性別:男性
  • 年代:50代
  • 職業:会社員
  • 債務額:約8300万円
  • 手取り月収:約ー円(家族全体 約26万円)
相談の内容

依頼者は、会社を設立し、フランチャイズ本部の加盟店として事業を開始しました。しかし、契約内容について本部と争いが生じ、フランチャイズ契約を中途解約し、多額の違約金債務を負担することになりました。
そして、新たな事業の立ち上げの検討や就職活動をしましたが、すぐに新しい仕事に就くことができずに、生活費として消費者金融などから借入れを行いました。
その後、就職しましたが、仕事中の事故と労災申請をめぐる問題により、うつ状態と診断され、働くことができなくなりました。借金の返済に困り、当事務所に相談にいらっしゃいました。

結果

自己破産の申立てを行いました。事業に関連して多額の債務を負ったこと、労災補償等を請求中であったことから、簡易管財事件となりました。
破産管財人に対し、今回の申立の経緯を詳しく説明し、管財業務に協力した結果、無事、免責許可決定も得られ、借金は全額免除されました(受任から申立てまで約5か月、申立てから約8か月後に免責許可決定。)。

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