依頼者は、交通事故を起こしました。事故当時、任意保険に加入していなかったため、消費者金融などから借入れて、被害者へのお見舞金などに充てました。しばらくして、勤務先を辞めることになり、次の仕事が決まるまでの生活費として、消費者金融などから借入れをしました。その後、妻と離婚することになり、自宅不動産の持分を妻に贈与しました。
やがて、被害者側の保険会社から訴訟を提起され、求償金債務を分割で支払うことで和解し、これまで返済を続けてきました。しかし、返済額が収入の3分の1を占めるようになり、返済を続けていくのは難しいと考え、当事務所に相談にいらっしゃいました。
無保険車で事故を起こしたことをきっかけに、債務を負った40代会社員男性の事例
- 性別:男性
- 年代:40代
- 職業:会社員
- 債務額:約2300万円
- 手取り月収:約22万円(家族全体 約46万円)
相談の内容
結果
自己破産の申立てを行いました。
保険の解約返戻金があったことから簡易管財事件になりましたが、無事、免責許可決定も得られ、借金は全額免除されました。(受任から申立てまで約3か月、申立てから約4か月後に免責許可決定。)