依頼者は、日常の買い物や家具家電品の購入、車の修理代等にクレジットカードを利用していました。また、パチンコや風俗店の利用も繰り返し行っていました。そのため、次第に借金が増えていきました。派遣社員として働いていましたが、派遣先が変わり、収入が減り、やがて、借金返済のために借入れをするようになりました。
その後、体調を崩し、仕事を辞め、失業保険を受給していました。しかし、失業保険の受給期間も終了し、支払が困難になるため、当事務所に相談にいらっしゃいました。
パチンコや風俗店利用で借金を抱えた50代男性の事例
- 性別:男性
- 年代:50代
- 職業:無職
- 債務額:約490万円
- 手取り月収:約15万円(失業保険受給中)
相談の内容
結果
自己破産の申立てを行いました。依頼者は、長い間、パチンコやスロットをしていました。また、風俗店にも通っていました。さらに、相続手続未了の不動産があったことから、簡易管財事件となりました。
過去の行いを反省し、今後の経済的更生に対する意欲もあることから、無事、免責許可決定も得られ、借金は全額免除されました(受任から申立てまで約2か月、申立てから約7か月後に免責許可決定。)。