依頼者は、出産育児の度、休暇を取ることになり、収入が大幅に減少しました。また、自宅にいる時間が長くなったことでストレスが溜まり、そのはけ口として、スマートフォンでゲームをする時間も増えていき、クレジットカードで、アイテムを頻繁に購入するようになりました。
そんな中、家族も増え手狭になったため、ローンを組んで、住宅を購入しました。その翌年には、車をローンで購入しました。結果、月々の返済額は20万円を超えることとなりました。
その後、夫と別居することになり、毎月の返済に困り、当事務所に相談にいらっしゃいました。
出産育児による収入減少、ゲームアイテム購入や住宅ローンなどにより、やがて返済できなくなった30代会社員女性の事例
- 性別:女性
- 年代:30代
- 職業:会社員(育児休業中)
- 債務額:約3700万円
- 手取り月収:約12万円(家族全体 約46万円)
相談の内容
結果
自宅不動産を所有していたため、簡易管財事件となる見込みで、自己破産の申立てを行いました。しかし、自宅は購入したばかりでオーバーローンは明らかであり、加えて、夫との共有でもあることから同時廃止となり、無事、免責許可決定も得られ、借金は全額免除されました(受任から申立てまで約2か月、申立てから約3か月後に免責許可決定。)。