依頼者は、友人との飲食に、クレジットカードを利用するようになりました。その後、引っ越しや趣味のバイクおよびその関連用品購入にも利用し、複数のカード会社から借入を繰り返しました。
また、ネット広告を見て、FXやバイナリーオプション取引を始めました。次第にのめり込んでいき、多額の損失を出しました。さらに、離婚などの家族の問題もあり、精神が不安定になり、買い物に依存するようになりました。借金が雪だるま式に増え、返済のために借入を繰り返すようになりました。
やがて、支払が困難になり、別の弁護士に相談・依頼して、自己破産の申立てをしました。しかし、FXなどの取引について申告していなかったことから、申立を取下げの上、代理人を辞任され、困って当事務所に相談にいらっしゃいました。
FX取引やネットショッピングを繰り返し、多額の借金を抱えた20代会社員男性の事例
- 性別:男性
- 年代:20代
- 職業:会社員
- 債務額:約460万円
- 手取り月収:約17万円(家族全体 約29万円)
相談の内容
結果
改めて自己破産の申立てを行いました。浪費や投資が原因の借金であったことから、簡易管財事件となりました。
FXなどの口座も解約し、管財業務に協力した結果、無事、免責許可決定も得られ、借金は全額免除されました(受任から申立てまで約3.5か月、申立てから約5か月後に免責許可決定。)。
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