弁護士・スタッフ紹介 | 福島の債務整理・借金問題の弁護士相談【福島いなほ法律事務所】

代表弁護士　佐藤　初美

私は、高校卒業後、地元の町役場に就職し、福島大学経済学部夜間主コースに通っていました。ただ、常に心の中に、「何かやり残したことがあるような･･･」「何か全力でぶつかれることをやってみたい」というような考えがくすぶっていました。

そんなある時、大学の生協で、立ち読みした本の、「（司法試験は）あらゆる国家試験のなかで、問題の質的水準、合格率のどちらからも、最も難しいものとされてきた」「しかし、それだけに法律学を専攻する学生にとって、その青春すべてをかけて立ち向かうにふさわしい試験といえうる」という文を読み、また、本が好きでしたので、本を読むことなどで身に着けた法的知識等を活用して依頼者や社会のために活動する弁護士の仕事は、自分にあっているのではないかと思い、司法試験の受験を決意しました。

受験を決意してからは、１回で合格しようと、２年半勤めた役場を退職し、ゴルフ場のキャディ、塾講師、家庭教師、テレビ局のカメラマンの助手などのアルバイトをしながら、実家で一人で勉強をしました。そして、大学３年生の１１月末に司法試験の第１次試験（大学入試のような試験）を受験し、合格することができました。

翌年から、司法試験の択一試験の受験を開始しました。最初のころは６０点満点の６割程度の得点、その後、得点は次第に上昇したものの、７割前後の得点で伸び悩み、結局、５年連続で不合格でした。毎年、合格発表の会場で不合格を知り、「また１年同じことを繰り返さなければならないのか」、と帰宅の際の重い足取りを覚えています。このころ、心の支えになったのは、このような状況でも、受験を続けさせてくれた両親や今は亡き祖母の存在でした。

そこで、５回目の択一試験の受験後、勉強法を改めたところ、６回目の択一試験では、合格推定点を２点上回り合格できました。そして、初めての論文本試験の成績は総合Ｅ。

その結果を受けて、答案を書く勉強をしていなかったのを書くように改めました。７回目の択一試験では、合格推定点を４点上回り合格できました。そして、２回目の論文試験では、総合Ｂとなり、翌年への意欲がわきました。
平成８年、８回目の択一受験では、合格推定点を６点上回り合格できました。３回目の論文試験、そして、最後の試験となる口述試験も合格できました。

その後、平成１０年に、司法修習生時代に貯金した１００万円と銀行からの借り入れをもとに独立開業し、現在に至っております。

以上のとおり、決して順風満帆な道のりではなく、多くの失敗、挫折、悩みを経験し、家族を中心とした周囲の人々に支えられて弁護士になることができましたが、その分、「依頼者・相談者の悩みや苦しみを理解し、勇気付けることができたら」と考えております。
 

経歴

その他

福島県弁護士会副会長（２０１０年度）、示談あっせんセンター運営委員会委員長、刑事弁護センター委員会委員長、弁護士会照会委員会委員長等
福島県情報公開審査会委員、公益通報担当弁護士、福島県建設工事紛争審査会委員等
以上歴任
 

弁護士　永井　理史

私は、弁護士になる前、フィクション・ノンフィクション問わず、たくさんの小説・ドキュメントを読み、たくさんの映画・ドラマ・ドキュメンタリーを見てきました。中でも、大学生の頃に再放送で初めて見た松田優作主演の「探偵物語」はその後も何度も見たものです。特に、第６話「失踪者の影」という、東京から来た男が冗談で言った求婚の意思表示を田舎の食堂で働く若い女が本気にしてしまって大きな事件に巻き込まれる話は、人間社会における法律関係について考えさせられる教訓をはらんだ名作だと、弁護士になった今になって、思うようになりました。
　
ラストシーンで、松田優作演じる探偵・工藤俊作は、「人間てのはさ、冗談か本気かわかんないギリギリのところで生きてんじゃないのかしら」という台詞を吐きます。軽い気持ちで言ったことやったことが重大な結果を引き起こした経験、皆様にもおありでしょうか。私にはあります。これは、人間が感情で動く生き物であり、冗談か本気かわかりにくい人間の単純かつ複雑な感情によって社会が成り立っているからだと思うのです。
　
私は、弁護士になって日々さまざまな事件に接しているうちに、弁護士の役割とは、交渉・調停・訴訟等さまざまな局面の中で、原告・被告、加害者・被害者、夫・妻等、それぞれの感情のもつれを、法的知識・法的技術を活かしつつ、それらだけによることなく全人格的素養をもってほどいてゆくことだと考えるようになりました。依頼者様の感情をしっかり受け止め、法的な書面として表現して、相手方にわかってもらえるように最大限努力する。訴訟は、最終的には裁判官が判決を言い渡すものですが、その前に和解で終結する場合も多いのです。なので、まずは相手方の感情にも訴えかけ、わだかまりを解くことが大事なのではないか。そう考えています。
　
相談者・依頼者様へ。遠慮なさらず、感情をぶつけてきてください。大きな体でしっかり受け止めます。
 

経歴

１９７５年８月	宮城県気仙沼市で生まれる
１９９４年３月	福島県立安積高等学校卒業
２００１年３月	横浜国立大学経済学部卒業
２０１７年９月	東北大学法科大学院卒業
２０２２年９月	司法試験合格
２０２３年１２月	最高裁判所司法研修所第７６期司法修習修了
２０２４年５月	弁護士登録

 

趣味	プロ野球観戦（楽天イーグルスファン）、水族館めぐり、ダムめぐり、写真撮影
好きな本	ノンフィクション
好きな漫画	西原理恵子「はれた日は学校をやすんで」
好きな言葉	人間てのはさ、冗談か本気かわかんないギリギリのところで生きてんじゃないのかしら（ドラマ「探偵物語」第６話より）
好きな曲	毛皮のマリーズ「HEART OF GOLD」、The pillows「Funny Bunny」、MUCC「名も無き夢」
好きな食べ物	ラーメン
好きな動物	アザラシ、犬（ポメラニアン）

 
 

スタッフ紹介

伊藤　るみ子

思い

法律事務所は、悩みを抱えている方がいらっしゃるところです。これまで、最初の思い詰めた顔から晴れやかな顔へと変わっていくお客様を何人も目の当たりにしてきました。
弁護士の仕事に対する誠実さをよく知っていますので、もし、自分が相談するなら、当事務所の弁護士に相談したいと思っています。
少しでも多くの方の笑顔のお手伝いができればうれしく思います。

 

氏名	伊藤　るみ子
資格	そろばん、簿記、書道、硬筆
担当分野	総務、経理
出身	生まれも育ちも福島です。
座右の銘	「誠心誠意」、「明けない夜はない」
趣味	音楽鑑賞、子供たちとリコーダーやウクレレを演奏すること。
お客様に一言	お客様の人生の節目にベストなサポートができるように誠心誠意対応させて頂きます。

 

経歴

・大学卒業後、中小企業の経営者の団体の事務局に2年ほど勤務
・その後、当法律事務所設立時より勤務
 

モットー

チャレンジ
 

佐藤　修子

思い

初めは、電話応対も上手くいかず、法律用語も分からず、とても大変でした。
そのため、私が心がけていることは、法律用語をお客様に分かりやすいように説明することです。それでも、弁護士とは違い、多々難しいことはありますが…。
そして、これからもお客様が分かりやすい説明を心がけ、少しでもお客様の心を和ませたいと思います。

 

氏名	佐藤　修子
資格	SC相続手続カウンセラー
担当分野	債務整理・相続・遺言・家族信託・成年後見・その他
出身	福島県伊達郡川俣町
座右の銘	為せば成る　成さねばならぬ何事も
趣味	ドラマ鑑賞、読書
お客様に一言	わかりやすい説明に努めます。

 

経歴

・大学卒業後、中小企業の経営者の団体の事務局に2年ほど勤務
・その後、当法律事務所設立時より勤務
 

モットー

親切
 

石田　理華

氏名	石田　理華
担当分野	債務整理、交通事故
出身	福島市
座右の銘	思い立ったが吉日
趣味	ライブに行くこと、パワースポット巡り
お客様に一言	お客様の問題を解消できるように、精一杯サポートさせていただきます。

 

小沢　克子

氏名	小沢　克子
資格	消費生活相談員 消費生活アドバイザー
担当分野	債務整理・相続・遺言・家族信託・成年後見・その他
出身	宮城県栗原市
座右の銘	継続は力なり
趣味	生け花
お客様に一言	お客様に寄り添った仕事ができるよう努めます。